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ヒトの胎盤から作成のプラセンタ

プラセンタ、という言葉はご存知でしょうか。
実はこれは胎盤という意味です。
胎盤と聞くと、まず浮かぶのは妊娠や出産ではないでしょうか。

母体と赤ちゃんをつないでいる胎盤には、赤ちゃんを成長させるために豊富な栄養やアミノ酸、成長因子が含まれています。
赤ちゃんを出産した後しばらくして、胎盤は排出されるのですが、貴重な栄養がここに詰まっているのです。
では、ヒトの胎盤から生成されているプラセンタはあるのでしょうか。

ヒトの胎盤から生成しているものは大変貴重で、一般的に手に入るものはウマやヒツジ、ブタなど動物の胎盤が使用されています。
ヒト由来のプラセンタは主に治療薬として使われることが多く、医療関係では流通しています。
ただし、産後の誰しもの胎盤を勝手に使用しているわけではなく、産婦の許可を得て、安全性が確認されたものだけが主原料になっています。

胎盤は血液も触れているので、感染症などの恐れがないか念入りにチェックされています。
欧米諸国の医療の現場では、希望者は自分の産後の胎盤をプラセンタカプセルに掻こうしたもらい、摂取することが出来る場合もあるなど、医療の現場でも積極的に摂取する動きが出てきているのです。
今後ますますヒト由来のプラセンタの需要は高まるでしょう。
プラセンタの偽物を購入しないようにくれぐれも注意しましょう。

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